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2016-10-06

彼の場所

10月に入った途端、二人して忙しく、家で夕食を一度も食べられずにいる。お買いものした食材が、順番に冷蔵庫から冷凍庫へ移動。そして、バタバタしていたら、なんと相方の誕生日をすっかり忘れてしまった。。。

とは言え、もともとこの日は演劇に行く予定でちゃんと行けたし、朝から引っ切り無しにFB経由での祝福メッセージが届いていたみたいだし、馴染みのお店のマスターからいただいたシャンパンでちゃっかり乾杯♪だけはしたし、まあよしとする(笑)

それにしても、何年ぶりだろうか。コンカリ。ひのき屋さんのステージ以降、あそこには行っていない気がする。10年ぶりだったりして(*_*)
朝から「今日はコンカリ」と気に留めながら授業終了。学生につかまったけど、なんとか18時に帰宅。気温の下がり方が半端ない感じだったので、あったかい恰好をしていこうと思っていたら、「ちょっとピッとした恰好してネ」とリクエストされ、"それなり"に着替え。

会場に着いたら、その意味が分かった。おいおい、もっと早く教えてよ、と心の中でつぶやきつつ、そうだ、私の相方はそういう世界の人とつながってる人だった、、、と思い知らされる。嫌じゃないんだけど、いわゆる業界の人が沢山で、そういう中に連れて行かれると、今でも私は気おくれしてしまう(苦笑)
なかでも、二つ前の席に、佐々木幸男さんが普通に居たことが、一番びっくりしたかな。

帰り際、私もひとりだけ知り合いに会えた。お世話になっている美容師さん。偶然!と思ったが、そうだ、彼もまた相方の知り合いのひとりだった、と思い出す。

時々「彼の場所」に連れて行ってもらうと、私の知らない彼の一面を覗くことができて、気おくれしちゃうんだけど、嬉しい時間でもあったりする。

10月になったけれど、せっかくなので、佐々木幸男さんの歌声を。

2016-07-09

聞き耳

自分とはまったく異なる分野なんだけど、いろんなアプローチ方法あるんだなぁとものすごい参考になった最近の聞き耳情報→デザイン系の学科を担当する講師の皆さまの会話より。

「締切が過ぎようとも、コンセプトがはっきりするまで絶対に描かせない」
確かに、コンセプトもないのにキャラデザインなんてしてほしくないかも(^^ゞ
でもこれ、当然講師の負担は大きくなる。授業の中で完成しなければ、時間外にも学生と向き合うことになるから。

「とにかく描かせる」
これもありなのかも知れない。わたしには想像もできないけど、ゼロから生み出すってすごいこと。となると、先入観なしに描くのもありなのかと。

「短めの文章を読ませて、この内容にあう挿絵を描きなさいとか、音楽を聴かせて、この楽曲のイメージにあうものを描きなさいという感じで課題を出す」
適度にヒントを与えるのって、講師の腕だなと思う(*^_^*)

なかなか自分と違う分野の講師と出会う機会ってないから、外国人の講師やデザイン系の講師の皆さまとのお昼休みは、どこにもない贅沢なひととき。会話に入っていくことはなかなかできず、ほとんど聞いてるだけなんだけど、とても勉強になっております(^^♪

そういえば、演劇系の講師が、サボってばっかりの学生に「俺がいいって言うまで、自己紹介し続けろ!」と職員室で怒ってたこともあったっけ。私の授業では想像もつかない課題(ペナルティ)で、感心したこともあったな(^^)

2016-01-02

迎春2016


ツイートがお手軽で、ブログの更新がついつい滞ってしまった2015年。考えさせられたことは日々あるのだけれど、改めてパソコンに向かう時間がなかなか作れず。
今年もまた同じような頻度になりそうな予感が。。。(^^ゞ

昨年は戦後70年で、我が家にも戦後70年のイベントがひとつありました。70歳を超えた母たっての希望で、祖父と祖母、祖母の弟、祖母が出産し、その後すぐに亡くなってしまった赤ちゃんの遺骨を「合同納骨」したのです。
お寺とのお付合いが疎遠になったり、無縁仏になるよりは、永代供養してもらえる合同納骨が安心というわけです。

合同納骨では、もちろん、自分たちの手で骨壺を明け、ご遺骨を合同スペースにざーっと流し込みます。祖母と祖母の子、祖母の弟のご遺骨は、通常のというか、まぁこうだよね、という量だったのですが、私たち家族そして住職までもが注目したのは、祖父の遺骨でした。

戦死した祖父の遺骨が無いことは知っていましたが、陸軍から渡された時のまま、だれも「中身」を見たことがなかったので、果たして、白い布にくるまれた箱の中は。。。

白い布をほどくと、まず木箱が出て来ました。ドラマだと、木箱には陶器の骨壺が入っていて、骨壺の蓋をあけると、半紙に戦死した者の名前が書いてある、なんて具合だけど、祖父の木箱はめっちゃ軽い。

まさかいきなり紙切れか?と思ったら、板かまぼこの板みたいな木が出てきました。そしてそこには「陸軍兵長●●」と書かれた位牌?のようなものが入っているのみなのでした。紙切れよりはいいかな、とも思ったけれど、せめて本人が身につけていた何かが入っていてくれたら、と思いました。
戦死して、何も残っていないというのは、孫の私でさえ寂しい気持ちになりました。

さて、本日はすでに2016年1月2日です。3週間もすれば単位認定試験です(>_<)
気持ちを引き締めて頑張らなくては。