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2016-01-02

迎春2016


ツイートがお手軽で、ブログの更新がついつい滞ってしまった2015年。考えさせられたことは日々あるのだけれど、改めてパソコンに向かう時間がなかなか作れず。
今年もまた同じような頻度になりそうな予感が。。。(^^ゞ

昨年は戦後70年で、我が家にも戦後70年のイベントがひとつありました。70歳を超えた母たっての希望で、祖父と祖母、祖母の弟、祖母が出産し、その後すぐに亡くなってしまった赤ちゃんの遺骨を「合同納骨」したのです。
お寺とのお付合いが疎遠になったり、無縁仏になるよりは、永代供養してもらえる合同納骨が安心というわけです。

合同納骨では、もちろん、自分たちの手で骨壺を明け、ご遺骨を合同スペースにざーっと流し込みます。祖母と祖母の子、祖母の弟のご遺骨は、通常のというか、まぁこうだよね、という量だったのですが、私たち家族そして住職までもが注目したのは、祖父の遺骨でした。

戦死した祖父の遺骨が無いことは知っていましたが、陸軍から渡された時のまま、だれも「中身」を見たことがなかったので、果たして、白い布にくるまれた箱の中は。。。

白い布をほどくと、まず木箱が出て来ました。ドラマだと、木箱には陶器の骨壺が入っていて、骨壺の蓋をあけると、半紙に戦死した者の名前が書いてある、なんて具合だけど、祖父の木箱はめっちゃ軽い。

まさかいきなり紙切れか?と思ったら、板かまぼこの板みたいな木が出てきました。そしてそこには「陸軍兵長●●」と書かれた位牌?のようなものが入っているのみなのでした。紙切れよりはいいかな、とも思ったけれど、せめて本人が身につけていた何かが入っていてくれたら、と思いました。
戦死して、何も残っていないというのは、孫の私でさえ寂しい気持ちになりました。

さて、本日はすでに2016年1月2日です。3週間もすれば単位認定試験です(>_<)
気持ちを引き締めて頑張らなくては。

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