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2013-01-13
Les Misérables
いやぁ~、泣いた。泣いた。泣いた。
絶対に泣くってわかっていて、泣いた。泣いた。泣いた。
TVアニメもフランス版のドラマも観ているので、ストーリーは全部知っていた。だから、泣くとわかっていた。
だが、今日のは、悲しいストーリーに泣いたのではない。歌に圧倒されて、涙が溢れて止まらないのです。キャスト全員の歌力(うたぢから)が凄い。
ミュージカルをそのまま映画にというのは、これまでもちろんあったが、『Les Misérables』は別ものでした。音響のいい、迫力スクリーンで観る。なんて幸せなんだ!
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最初にこの物語を観たのは、たぶん小学校の時。『ああ無情』という題名のアニメだ。子供向けの内容になっていたので、革命などの時代背景は、あまり描かれていなかったと思う。
その頃は、ジャベール警部が憎いのと、修道院に預けられ、決して自由ではないコゼットが可哀そうだな、と思いながら観ていた。
大人なってからは、フランス版の連続ドラマを観た。もちろん日本語吹き替えだが、バルジャンの声を村井国夫さんがやっていて、その声が、まぁ、かっこよくて、かっこよくて(*^_^*)
さらに、大人になり、幼い頃とは全く異なる視点でこのドラマを観られ、ジャベールの自殺が、特にぐっと来たのを覚えている。
そして今回。ミュージカル『Les Misérables』。すべてのセリフが歌。歌じゃないセリフって、ひと言くらいあったかな?というくらい、全編、歌。でも、歌じゃないとダメというか、歌だからこそ、すべてが生きていた。
映画が終わって、相方の最初のことば。「もう一回観たい。観るべきだこれは!」でした。
そして、自分の隣に座っていたおばちゃんと、私が泣く場面がずれているのが面白かった、と付け加えました。
観る人それぞれが、どの登場人物に、どんな想いを寄せるか。それは違って当然なんだけど、とりあえず、ヒューの歌力に、胸がいっぱいになって、彼が歌い上げるたびに、毎回涙が溢れました。
唯一残念に思ったことを書くとすれば、時間が短いっていうことかなぁ(笑)
あと30分長くして、ジャベールのことをもう少し描いてほしい。バルジャンが囚人から聖人になり、ジャベールは、自分の信じてきたものを見失って自殺する。革命という時代背景は別として、この物語のテーマって、この二人に尽きると思うんだよね。
「ミュージカル観たい。ブロードウェイで。」
「サントラ欲しいから、明日買ってくる。」
「もう一回観たい。」
「DVD出たら買う。」
と、相方はつぶやき続けている(^^)
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